<黒山道場.猪名川トライアル倶楽部の合宿2期生、無事卒業いたしました>

去年のトライアル国際A級クラス、7戦中4戦勝利し勝率50%以上の成績でチャンピオンを獲得したteamYSP京葉所属の西元良太(24歳)選手スコルパが、関東から黒山道場に合宿2期生としておいでになりました。

合宿練習、1日目スタート前の記念撮影です。元気いっぱいです。

走りを説明する黒山選手と、目からウロコの西元選手。青いジャケットの人は、福岡県から合宿見学においでになりました。

人生で経験のない岩盤ロックを、ややおびえ腰で走る西元選手。

横移動のラインは、少しだけリラックスした走りに変わりました。

黒山選手の走りを勉強する西元選手です。

ここら辺の地形は、アンドラの急斜面のセクションにそっくりですが、アンドラはグリップ抜群なんだけど、ここはツルツルで少し危ないのです。見てのとおり、青ゴケが岩をおおっていて滑ります。経験上、チェコにこんな地形が多いですね。

危ないポイントは、二郎君とお父さんの2人がかりでのお助けです。

練習が終ったあとは、2日間共に地獄の階段体力トレーニングです。手押し車の西元選手ですが、まだ元気が残っていました。

階段ダッシュになると、とても2人についていけない西元選手です。

2日目、すべての練習とトレーニングが終わり、記念撮影にもその疲れ具合が見てとれますね。バイクも壊れず、体も怪我もなく無事終了し卒業されました。

現役と言うよりも、'09年トライアル界バリバリの新人国際A級スーパークラスですので、強化練習も黒山選手と同じセクション同じメニューを消化いたしました。

1月11日(土)〜12日(日)の2日間合宿道場でしたが、2日間共に「午前10時から→昼食なし→午後4時まで」の6時間トライアル練習し終了後、「午後4時→午後4時30分」の30分階段体力トレーニングのメニュー。

西元選手の残した言葉は、これからの若いヤングには参考になるかもしれません。

1.バイクの性能ウンヌンもあるだろうけど、そんな事を言う以前に、自分がいかに「テクニック」も「基礎体力」もない事が身にしみて分かった。

2.ここへ来て本当に良かった。来ないまま、東京で「今までの練習方法と考え方」で3月までやって全日本第1戦真壁大会に出ていたら、確実にスーパークラスのセクションはまともに走れないと思います。

3.自分より上手なライダーに「テクニックの事」を聞くのは、自分自身の心の中では「聞いてはいけない.プライド」という考え方があったけど、何でも黒山選手は教えてくれたし、同じ歳の二郎君には遠慮なしに「お助け」をしてもらって助かりました。

西元選手は、頭で考えて乗るライダーです。練習セクションで自分が行けないポイントがあれば、すぐにバイクをおいて、あとから走る黒山選手の走りをよく見ます。そして、ものすごく質問を黒山選手や、気を使わなくていい二郎君に「自分の走り」を聞きます。

本能で乗るライダーは早くに頭角をあらわしますが、西元選手は考えて乗るライダーだけに大器晩成タイプでしょうね。今シーズン、たとえ不本意な成績しか残せなくても心配はなし。必ずあとからのしあがって来るスーパークラスライダーが西元選手ですね。

黒山道場.猪名川トライアル倶楽部/代表.黒山一郎より