| 【Q】プラグについて
プラグは(乗っているのは00レブ)B6EVを使っているのですが、どうなんでしょう?イリジウム、Vプラグ、などあります が.. あと因みにプラグをこまめに掃除していますが、どのくらいで性能が悪くなり新品にしたらいいのでしょうか? |
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【A】イリジウムプラグもしくはPタイププラグを使ってください プラグに関しては、細い電極のVプラグは死にやすいので、昔はおばちゃんスクーター用に開発されたかぶりに強いBP5EYを使っていました。でも、これは下はいいのですが上が極限まで回すと火花がついてきませんのでBP5ESでずっとやってきました。これで問題はなかったのですが今はイリジウムプラグを使っています。こんなこと秘密でも何でもなくて外から見るとバレるから教えます。で、このイリジウムにしたいきさつは過去に書いたのですが、捜すのがめんどくさい人にもう一回コピーしておきます 私のようないち小作人が大メーカのRTLについて「どうのこうの」言うのはもってのほかですが、日本で一番HONDAに強いチームミタニの親分の三谷知明さんが言うように「RTLは死にやすい」のようですね。死にやすいとは、つまり「プラグがかぶりやすい」の事です。その昔は「Vプラグ」、今は「イリジウムプラグ」が時代の最先端プラグですが、三谷さんから「このイリジウムプラグはすごくパワーもあっていい感じなんだけど、RTLはけっこう死んでしまうことが多い。BETA/REV-3はどうなるかテストしてみませんか」って、去年の北海道大会の時にNGK5番相当のイリジウムプラグをいただいたの。 Rev-3はこのプラグが大当たりで、今まで使っていたNGK「BP5ES」よりも断然いいのです。これすべての回転域で、低速も力強いし上もよく回ります。で、プラグをはずしてみても「えーっ、これで火が飛んでいるの?」というくらいにカーボンが付いていてもまったく死んだ経験なし。今、イタリアのBeta Motorに置いてあるヨーロッパ健一用のRev-3にも当然このイリジウムプラグが付いています。 経験上、プラグが死なない死にやすいは、キャブレターのセッティングもあるけど、これはエンジンそのものの性能の部分が多いのです。ですから、BETA/テクノもREV-3も、キャブレターのどんなセッティングでも死にませんが、RTLは上手にセッティングをしないとかぶりやすいエンジンなのかもしれませんね。 今紹介したイリジウムプラグは、ミタニ鈴鹿店でも神戸店でも置いてありますから手に入れることは可能です。品番はNGK-BPR5EIXでして、日本のトライアルの範囲では熱価5番で一年中夏でも冬でもこれで十分に対応できます。買って取り付けるときは、火花が飛ぶところの隙間が0.8ミリになっていますから、0.6ミリに調整してください。隙間が広いと「火花は飛びにくいけど飛ぶと強い」で、隙間が狭いと「火花は飛びやすいけど飛んでも弱い」です。経験上、トライアルには0.6ミリの広さが最適ですね。 それと、B6EVをお使いのことですが、トライアルは必ずPタイプ、つまり電極の根本部分が少し飛び出したやつを使いましょうね。Yタイプはもっと飛び出しています。経験上、たとえばキャブレターのアイドルスクリューを戻しギリギリでエンストするセッティングにします。で、B6ESでワ〜ン!とから吹かししてアクセルを戻したままにしておくとヒュ〜ンと回転が落ちてきてそのままストンとエンストします。 でも、同じセッティングでPタイプだとこの時に3回か4回パンパンと最後のあがきをしてエンストします。この差があるのです。モトクロスやロードではこのエンスト寸前の回転域なんか使いませんから関係ないですが、トライアルはとても大切な回転域なのです。 プラグの交換時期ですが、多分ワークスはすべてそうだと思うけど、毎大会ごとに交換します。それも、前日ではなくて3日か4日前に交換します。そして、前日にギャップの点検をします。安いものですが、始めに火を飛ばす大切なパーツです。マッチ1本の火よりも2本の火の方が新聞紙に早く火がつくのと同じですから、プラグはまめに交換してくださいね。 外から見ると、触ったこともないのかプラグの六角部分が錆びているのをよく見るけど、恐ろしいことやね。 油断して錆を出すとサタンが忍び寄る、磨けばイエス様がほほえむ(パウロ18章4節) |