| 【Q】アルミかスチールか?
投稿者:長崎トラ研田中 投稿日:2002/01/10(Thu) 21:51 Q&A 教祖さまバージョン中身濃いですね |
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【A】レンサルハンドルを付けて解決! 私他、元ブラック団のメンバーは、自転車のメカにもうるさいのです。それは健一が自転車の4年連続世界チャンピオンや小川君や藤波君もチャンピオンだからです。 当時はあのマルイシ自転車とも取引があって、黒山レーシングはマルイシの販売店コードを今も持っていて「おばチャリ」でもなんでもかなり安く仕入れることが可能です。マルイシから「あなたのお店は販売店の指定をはずしました」の連絡が来ないから、多分いまでもそう。 エンジンのない自転車の世界はフレームがすべてです。今は前後にサスペンションがついていて珍しくも何ともない自転車界ですが、私達がやっていた4年間の'87年〜'90年の10年以上前まではすべて鉄でした。で、その時期頃からアルミ(正確には超硬7Nジュラルミン)やチタンやカーボンケプラーとかの新素材がちらほら出始めた頃です。 結論を書きますと、アルミやチタンは「注目度」はありますが硬すぎてフレーム自体がしなってのサスペンション効果はしてくれません。だから、硬いフレームには前後サス付きが発達したのかもね。サスペンションのない自転車のフレームは、過去も今も将来も「鉄(クロモリ)」が一番です。それはフレーム自体がしなってサスペンションの役割をしてくれるからに他なりません。 鉄フレームのGASーGASやスコルパやシェルコから、Betaに乗り換えた人が一番に言う言葉「硬い」です。この言葉が「車体強度テスト」をする必要がないくらいに言い当てています。同じ強度を鉄とアルミで出そうと思えば、どうしてもアルミの方が質量を多くしないと対抗出来ません。GASーGASやシェルコのフレーム単体とBetaのフレーム単体を持ってみれば分かりますが、明らかにBetaの方が重いのです。「重いは強い曲がらない」「軽いは弱い曲がる」も世の摂理で、Betaのアルミフレームはヒビは入りますが曲がりません。でも、他の鉄フレームのメーカーのはフレーム自体が曲がります。 Beta Motorのアルミフレームの一番の特徴は、フレーム自体をガソリンタンクと兼ねていることです。同じアルミフレームのMontesaやHONDAは、その社内規定で「ガソリンタンクとフレームは切り離しなさい」とありまして、これは不可能。鉄フレームのGASーGASもシェルコもガソリンタンクは別にあります。これは強度とは別に、配線回りとかキャブレターの配置とかに余裕が出てきて、Rev-3の整備製は抜群でエンジン回りは「何でもそれ単体で取り外せる」になるのです。 何の話しでしたっけ?そうそう、アルミフレームは硬いから年寄り子供にはこたえるでしたね。それはハンドルで解決しましょう。藤波選手も健一も、ほとんどのライダーがイギリスレンサル社のハンドルを使っています。このハンドルを使う理由は、アルミのくせにすごくしなるのです。だから、上半身や健一にとっては弱点の手首の疲労度が少ないのです。転倒したときに曲がる確率が少なくなるで、中の肉厚の厚い強く重いハンドルは使っていませんか? 好むと好まざるとにかかわらずフレームがどうのこうのいうのは私達の意見が通らない別世界の話しです。せめて、サスペンションの役目もしてくれるレンサルハンドルで対抗しましょうね。 アルミフレームは硬いと嘆くより、日々鍛錬で室伏の肉体を得るべし(ハンマー投げ協会13節2項) |