【Q】サイレンサーのグラスウールの詰め方

 '99年テクノのサイレンサーのグラスウールの詰め方には、なにかコツがあるのでしょうか?キジマとかのウールを使っていますが、パン・パンっていう感じの音がしてしまって、ボッボッって感じの音になりません。何度やっても新車の純正ぽい音にならないのです。

【A】サイレンサーのグラスウール交換はまめに

 Betaの場合、サイレンサーの中のグラスウールは、年式によって中のグラスウールの種類もつめ方も違います。つめ方というのは、全体的に軽くつめたり、出口の方にだけつめたりと、見れば分かりますが明らかに違います。

 同じ事は、チャンバーにも言えます。極端に言うとサイレンサーは音を静かにするだけ(本当は性能にも大きく関係あるけど)で、排気系で一番きくのがチャンバーとエキパイの太さと長さです。チャンバーはフツーの人にはバラせませんが、中のパンチングプレートパイプの形と穴の大きさもグラスウールも年式によって違います。

 '99年テクノ以降Rev-3も中身はグラスウールではなくて、髪の毛みたいな細い糸みたいな針金(スチールウール)が中に巻いていて、その外周をそれより大きな針金でさらに巻いています。それもぎゅうぎゅう詰めの2重構造にです。だからこれの中身交換は不可能です。やってるお店があったら、それはインチキをやっているだけでして、絶対に元には戻りません。

 エキパイは、トライアルマシンのやつはどのメーカーもすべてチャンバーまでは同じ太さ(パイプ)です。でも、すべてのモトクロッサーはシリンダーから出た瞬間に、そこからテーパーでラッパの形です。ですから、モトクロッサーにはエキパイというものがありません。極端に言うとチャンバーとサイレンサーだけです。トライアルマシンの場合、エキパイのパイプの長さと太さで、低速とそこからのピックアップ(中速まで)のすべてが決まります。

 サイレンサーの中に詰めるグラスウールですが、3つの種類があって・音楽用(黄色)・工業用(白/灰色)・建築断熱用(黄色)です。経験上、・の工業用がタールや熱に強く長持ちしますが、Beta Motorは・音楽用を使っています。でも、音楽用は高いのでそれより安い・建築断熱用(黄色)で十分です。これも「シルクのパンツを長いことはいておくよりも、安物のパンツを何回もはき替えた方が気持ちがいい」の原理と同じく、まめに交換してくださいね。

 詰め方は、ギュウギュウ詰めにすると高速型、あんまりフンワリだとうるさいばっかりでこれは適当にという表現方法しかありません。テクノもRev-3も40・×30・くらいを巻きます。この時に、一番奥と手前にも小さく切って押し入れてくださいね。

サイレンサーは煙突と同じく掃除をまめにすると、コウノトリがやってくる(イソップ4話5段)