<Q>03Rev-3に合うプラグは何でしょうか?
以前のQ&A NO.267およびNO.316にて一般人に推奨する点火プラグは、低速型重視:BP5EY、中速型重視:BP5ESと回答コメントされていますが、04Rev3新車販売ページの「新車時から・・・良い内容」ではBPR5ESと5EYのRタイプになっています。
その内容は04モデルに該当するのでしょうか?それとも実戦経験から「こちらの方が良い」と判断されたのでしょうか?お教え願います。ちなみに現在の車両は、03Rev−3(250)でBP5EYを使用しています。
<A>
プラグをはずして、そのプラグに火が飛んでいるかテストするために、はずしたプラグをプラグコードの先にあるプラグキャップに差し込み、プラグのネジを切った部分をバイクのどこかに押しつけアースしてキックし、そして火が飛んでいるかを見ますよね。この時に、アースが車体によくできていないときにキックして、自分の体に電気が走った経験のある人は必ずいます。そう、肩が脱臼しそうなくらいの衝撃がガクンって走ります。
プラグに飛んでいる電気はこのようにものすごい電気が走っているわけですが、この電気信号が点火系のCDI、Betaの言い方でするイグナイターに悪さをしなように「抵抗入りプラグ」が開発されました。でも、ガラやテクノの時代からBetaMotorの場合は同じ系列の電気系、つまり呼び方はメーカーによって違いますがCDI方式では何も問題ありません。その後に、どのメーカーも点火時期をコントロールする系統としてデジタル方式を採用しました。
このデジタル方式になってから、ガスガスの純正プラグは始めからNGK製BPR5ESになり、HONDAはBR6ESになりました。でも、BetaMotorはテクノの時代と同じく今もチャンピオン製N7YCCのままです。
ですから、Betaの場合は「R」が付いた抵抗入りプラグでなくても問題ないのでしょうけど、気になる人はBPR5ESかBPR5EYに交換した方が、気分良く乗れますね。
ついでに書くと「P」がつきますと、電極が飛び出しています。これは、電極にカーボンが付くのを避けるためですが、回転を上げないスクーターや一生慣らし運転のトライアルライダーにはピッタシのプラグです。そして、BP5ESの飛び出し距離よりも、スクーター用のBP5EYの飛び出し距離の方が多く飛び出しています。これも、よく見比べてくださいね。ちなみに、BP4EYの電極は5よりももっと飛び出しています。
掃気ポートの後部や左右から吹き上げられたまだ燃えていない生ガソリンは、シリンダーヘッドの球面の上部を沿うようにして流れます。そして、プラグで点火されて爆発するわけです。この時に、火を飛ばす電極部分が飛び出していない方、ようはPのついていない方が、より生ガソリンにまともに当たり点火効率がいいわけ。この時に電極が飛び出していると、極端に誇張して言うと生ガソリンの流れの中に火を飛ばす電極部分がないということ。これは点火効率が悪いのです。
カーボンのたまりにくい、高回転のモータースポーツはPプラグは必要ありません。でも、低回転のモータースポーツトライアルでは、点火効率は多少犠牲にしてでも、カーボンが付きにくい場所に電極をもっていっているPプラグは絶対に必要です。Rの抵抗入りは好みでかまいませんが、Pは選択の余地はありません。
ですから、同じPプラグ同士でも、一番電極の飛び出しているBP5EYはボトボト乗る一生慣らし運転グループ、多少回転を上げるグループは少しだけ電極の飛び出しているBP5ESという理由です。で、どちらのプラグの方がいいかと言えば、それは当然、点火効率のいいBP5ESですね。