世界戦日本大会の報告を、読んでの質問ですが、以前99テクノの時にやはりステーターコイルが壊れてエンジンが掛からなくなりました。
その時は、3ヶ月経っても部品が入ってこなくて、00モデルのを加工して組みました。また、04に乗り始め、ごく近くの人も、大会中に火が飛ばなくなりリタイヤしていました。ベータは原因を見つけ改善した部品に変えているのでしょうか?いつ火が飛ばなくなるのか非常に不安な気持ちで、乗っているのが恐い。メンテナンスで、防げるのであれば教えて下さい。
これ以外は非常に優秀なマシンだと思います。
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ステーターコイルの不調の多くの原因は、振動による「エナメルで絶縁している細い線のどこかが」アースしてしまうか、切断してしまう事です。アースしてしまった場合は、ボロボロとエンジンが不調になり、断線した場合はプラグにまったく火が飛ばなくなります。
世界で一番多くのBetaMotorのバイクが売れている、例えば'04年Rev-3が売れている国は、当然イタリアでして次がスペインです。ですから日本で起こるBeta各車の不具合は、同じ事がすべてイタリアやスペインで、もっと多く起きておりまして、当然、BetaMotorはその対策なり改良品を作っています。
この目で見えない電気系のトラブルは、別にBetaMotorのバイクだけでなくて、他のメーカーのバイクにもたくさん起きています。特にトライアルバイクの場合、小さなスペースに無理矢理ジェネレーター(発電装置)を詰め込んでいますから、配線がひしめき合い断線やアースしやすいのかもしれません。
BetaMotorのバイクの不調箇所を、今回のように私がホームページで情報公開していますから、BetaRev-3はよくそうなるのかとお思いでしょうが、他のメーカーはそういうことをひたすら隠しているだけです。今、世間を騒がせている三菱自動車をみれば分かるとおり、各メーカーはひたすら隠します。
黒山選手は12歳の中学1年生からBeta TR35/50でトライアルを始め、今までBetaMotorのバイクだけに13年間乗り続けていますが、ことステーターコイルの不調は今回が初めてで、13年間で1回です。これは驚異の優秀な成績ですが、起こったのが肝心要の時だから問題ですね。
ご質問の「メンテで防げる」部分は電気系にはありませんが、やはり電気系は熱と振動に弱いですから、熱対策はこのままで問題ないとして、やるとすれば振動対策です。でも、これもどうすることも出来ませんから、必ず、予備としてステーターコイルとイグナイターを持っていおく事以外に対策方法はありません。