こんにちは。
Rev-3を中古で購入した国内C級(?)レベルの初心者です。
過去にフロントフォークオイルに関するQ&Aが何件かありますが、若干内容が異なるので改めて質問させて頂きます。
「新品で購入時、フロントフォークにはSAE何番相当のオイルが入っているのでしょうか?」
と言うのも、「サスの設定等がわからない初心者は全ユルで!」といわれますが、当然粘度によって違いますよね?
おそらく「全ユルで!」とは、標準のオイル粘度での話だと思うのですが・・・。
中古なので現在のオイル粘度がわかりませんし、新車時のフォークの感触もわかりません。
しかも初心者ですので、この際、新車時相当のオイル粘度に変えてみようと思っており質問させて頂きました。
ところで、健一選手の設定についてはダンパー側#2.5相当の様ですが、#2.5の場合(おそらくこんな事はないとは思うのですが→)新車購入時程度のダンパー性能にするには、何ノッチくらい回せばよいのでしょうか?
わかるようでしたら何となくでも構いませんので、参考程度にお教えください。
<A>
Rev-3を中古で購入されたそうですが、中古車の場合、それはまず間違いなく自分でやるか、お店でやるかは分かりませんが前サスペンションオイルをどこかのメーカーのオイルと交換していると思います。
とにもかくにも、まずは「新車時相当時に戻したい」と思えば、一番確実なのは当社へ左右の前サスペンションを送ることです。でも、それは無理なら自分でやることですね。
1) 前サスペンションオイルは、色々なメーカーが出していまして、それも番手粘度数も色々出しています。この場合、同じ番手でもメーカーによって硬さが違うことを知っていて下さい。
2) 新車Rev-3の前サスペンションオイルは、パイオリの純正オイルが入っています。そして、粘度は左右共に5番です。これは天地神明に誓ってウソは言いません。BetaMotorから車で約1時間の所にあり、革のなめし工場のたくさんあるボローニャの近くのパイオリ本社工場の組み立てラインでしっかりと現認してきました。
3) 日本ではパイオリ製前サスペンションオイルを手に入れることは不可能です。でも、パイオリ社は日本のサスペンションメーカーのカヤバ工業と技術提携していますから、日本製カヤバの前サスペンションオイルを使えば同じ事だと思います。
4) ちなみに、黒山選手や二郎君号にはカヤバの前サスペンションオイルを使っています。これも天地神明に誓ってウソは言いません。黒山選手のオイルスポンサーはBPオイルですが、残念ながらBPオイルには前サスペンションオイルはありませんので、これだけは他のメーカーオイルを使うしか手だてがないのです。
5) 本題ですが「新車時相当時に戻したい」と思えば、まずはオイル選びです。
1. カヤバのオイルが手に入ればいいですが、手に入らない場合は、交換以後も同じ粘度を維持するために、すぐに販売中止、はたまた在庫切れにならないメーカーの前サスペンションオイルを選ぶことです。それはとりもなおさず、ガソリンを作っているメーカーのオイルですね。
2. カストロールというオイルのみを作っているメーカーとしては、世界一のオイルメーカーがありました.。このカストロールには前サスペンションオイルがありました。でも今は、カストロールはその会社自体がなくなって前サスペンションオイルも存在しません。
どこかのショップにカストロールの前サスペンション用オイルがあれば、それは在庫です。
3. どこのメーカーであれ、まずは左右共に5番を入れまして、純正規定の油面のオイル量にします。そして
a. スプリング側は全ユルから3回転締め込む
b. ダンパー側は全ユルから7回転締め込む
がスタンダードです。でもこれは、実際の製作現場に行きますと分かりますが、最後に締めている担当の人はまさにいい加減で、ラジオを聞きながら隣の人と話をしながら締めていますから、製品によって締める回数にばらつきがあります。
ましてや締める人も、バイクを買ってこの調整アジャスターをまったくいじらないで乗る人なんていないだろうという前提で締めていますから、適当ですね。そんなんでいいのかとお思いでしょうが、国が違えば考えも違うでそんなもんです。
何度も書いていますが、BetaMotorの前後サスペンションのセッティングは「身長180センチ体重75キロ」の人が乗ることを前提にしています。ですから、スタンダードのセッティングのままでは、前後サスペンションはBetaMotorの設計の通り全部は動いてはくれていないのです。