ステアリングトップブリッジやアクスルシャフト部の割り締め部分なのですが、グリスやオイルを塗布してから締め付けるのか、脱脂してから締め付けるのか良いのかどちらが良いのか教えて下さい。
同様にフライホイールのテーパー部分についても教えて下さい。
宜しくお願い致します。
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ステアリングトップブリッジやアクスルシャフト部の割り締め部分も、フライホイールのテーパー部分も、100パーセント完全脱脂して組み付けます。その理由は簡単で
1. ネジやナットは「ねじりずらしながら締めつける」ので、金属同士がかじりつかないように双方にグリス等の潤滑剤を塗りつけます。
2. でも、この部分は「ねじりずらしながら締めつける」のではなくて、ステアリングトップブリッジやアクスルシャフト部の割り締め部分は「強く握らせる/強く接触させる」と考えてください。フライホイールのテーパー部分は「強く上から押さえつける」と考えてください。
3. ステアリングトップブリッジやアクスルシャフト部の割り締め部分は、取り付けネジを締めることによって「強く握らせる」となると答えは簡単です。例えば、ウナギやドジョウを強く握って捕まえようとしても、自然の潤滑剤が付いているからツルツル滑っていくら強く握っても逃げられてしまいます。反対に野球のバットは、握る部分をブレーキクリーナーで脂分を完全にとって握ると少しの力でグリップ感が出ます。
4. というわけで、この部分にグリスを塗りつけたら、いくら強く締めつけても握ってはくれませんし、あんたグリス塗って前サスペンション取り付けたら、下りをガッンって下ったら前サスペンションが上に飛び出てきますよ。
5. フライホイルのテーパー部分もナットを締めつけることによって「上から押さえつける」事をしています。ですから、押さえつけられる部分にグリスを塗ったら、ウナギを上から手のひらで押さえつけても逃げられてしまうのと同じで、フライホイルの半月キーがすぐに飛んでしまう可能性があります。
ということで、業界の由緒正しい言葉で「面接触」で動くのを制御し固定している、その「面」にはグリスは塗ってはダメですよ。