そこで質問があるのですが、
(1)クラッチAssy等は付いていた方が都合がよいのでしょうか?(ポンプ〜レバー側とクラッチディスク類の2系統)
(2)オーバーホール(?)や、チューニングが終わった時点で動作確認等はされるのでしょうか?
(エンジン単体では動作確認できないと思いますので、どうするのかと疑問に思いました。他のバイクに載せて確認するのも大変だと思いました。)
「動作確認をしないでチューニング完了」というのも、仕事として見ますと少々危険な感じがしましたので気になりました。
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*質問の1の答え
クラッチポンプを止めている4本の5ミリのボルトをゆるめて、こっちに送ってください。この場合は、取り外した部分からミッションオイルが漏れてきますから、ミッションオイルは抜いてくださいね。クラッチポンプのところのバンジョーボルトをはずして、クラッチポンプが付いたまま送ってきてもいいのですが、この場合は再組み立ての時にクラッチオイルを入れる、エアー抜きをする必要があって手間がかかります。クラッチフリクション板やクラッチ鉄板はそのままで、つまりクラッチカバー類ははずさないでください。クラッチ系も、組み上げ方でその性能が全然違いますから、当方で精度を確認しながら組み上げたいからです。
*質問の2の答え
⇒ 「動作確認をしないでチューニング完了」というのも、仕事として見ますと少々危険な感じがしましたので気になりました。
これですが、あなたのご心配は100パーセント正しいのです。
修理や整備は、見て分かります。でも、チューニングはテストライダーが乗ってみて、OKがNOの確認が必ず必要です。チューニングとは日本語で「性能アップ」ですから、本当に性能アップになっているかどうかは「テストしてみないと」分からないのです。だから、当社はチューニングは「バイク持ち込み」以外はいたしません。 国際スーパーA級の尾西和博選手、国際A級の伏見選手、国際B級の千種選手のバイクは全体的に当社の手の入ったバイクです。3台共にすべて「バイク持ち込み」です。でも、黒山レーシングの広告に載せている「チューニング」は実は「チューニングではない」のです。あれは、すべて「改造」でして、正しくは「モディファイ」なのです。
キャブレター、後ろショックアブソーバー、前サスペンション、エンジンの「広告に載せているチューニング」は、すべて正しい表現は「改造/モディファイ」なのです。改造は、テストしなくても「必ず予想したとおりになる」レベルのことなのです。
送っていただいてこっちでバラして組み上げたエンジンは、こっちで他の車体に乗せてテストする必要はありません。予想したとおりに必ず動きます。それは、組み上げている最中に、常に動作確認をしていまして、ギアの部分を組み上げたらすべてのギアに入るかどうか確認しますし、クラッチの部分を組み上げたら、こちらにあるクラッチポンプを付けて動作確認をしています。シリンダーとかキャブレターとかシリンダーヘッドの「チューニング」は確認しなくても「ここをこう削ればどうなる」「ここにバイパス穴をあけるとどうなる」は、すべてテストしなくても分かっている範ちゅうのことレベルしかやっていません。
例えば、あなたが「中速から高速にかけてのところみパワーアップしてほしい」とします。それは「おそらく、ここをこういじればそうなるだろう」のノウハウはありますが、それはやってみないと分かりません。こういう場合は「バイクごと持ち込み」になって、エンジンのみ送ってきても「おそらくなっているだろう」でしか送り返せませんので、良心に反しますからやりません。
結論として、黒山レーシングの広告に載せているレベルの「チューニング」は、完成後こっちのバイクに乗せてテストしなくても「必ず予想したとおりになります」から、ご安心下さい。