【Q】レバーホルダーの締め付け具合について
黒山師匠殿
20年ぶりに先月から乗り出したノービスライダーです
昔はクラッチブレーキレバーホルダはそんなに締め付けずに、こけたときのためずれるぐらいに締めていましたが、今はどのぐらい締めるのでしょうか回答よろしくお願いいたます
<A>
今のトライアルは、左右のレバーは上下にグラグラ動かないように、しっかりと締めつけます。昔のトライアルは、あなたの申すとおりに「左右のレバーは上下にグラグラする」程度にしか締めつけていませんし、当時のトライアル指南書にもそう書いてあります。
この違いは、昔のトライアルは
「左右のレバーに指をかけずに、アクセルワークと後ろブレーキワークのみでバイクをコントロールする」でして今のトライアルは「左右のレバーに常に指をかけて、クラッチワークと前ブレーキワークとアクセルワークと後ろブレーキワークの4つを合わせてバイクをコントロールする」の違いです。
転んで左右のレバーが折れずにすむ方法は、左右のレバーホルダーをユルユルにしか締めないことです。これだと、転んでレバーが変な方向に向いて折れる前に、そのレバーを支えているレバーホルダー本体が動いてレバーが折れないですむ、という作戦です。
でも、今のトライアルのように24時間左右のレバーに指をかけて乗るトライアルだと、体を前後左右に動かすたびに左右のレバーホルダーが動いてしまい、まともなバイクコントロールが出来ません。だから、レバーホルダーが動かないようにガチガチに締めつけています。
昔のテクニックと昔のトライアルバイクしか知らないあなたは、まずは昔の通りに左右のレバーホルダーをユルユルに締めてトライアルをやってみて下さい。でも、昔のバイクと違って今のトライアルバイクは、クラッチと前ブレーキの性能は昔とは月とスッポン。
アクセルワークと後ろブレーキワークの二本だてでトライアルやるのと、クラッチと前ブレーキとアクセルと後ろブレーキの四本合同でトライアルやるのと、この差は歴然。こりゃ、クラッチも前ブレーキも使わなにゃ損損になって当たり前。使うとなると、左右のレバーホルダーをしっかり締めてしまう事でしょうね。
昔の人は今の人よりアクセルワークと後ろブレーキワークは上手です。多分、あなたもお上手でしょう。だから、トライアルを再出発する練習課題は「クラッチワークと前ブレーキワーク」を勉強しましょうですね。