【Q】フロントフォークスプリングの交換について

私は95年式のガスガスに乗っていますが、フロントフォークはパイオリ製です。
Betaもパイオリ製ということで質問させていただきます。
先日練習しているとサスペンションのスプリングが折れてしまいました。もう10年も前のバイクなので金属疲労によることだと思いますが、折れてしまうものなのでしょうか?
黒山選手と比較するのは失礼ですが、ヘタリや使用年月で交換するものなのでしょうか?

<A>

 BetaMotorのバイクだけの経験でいうと、ある年式のフロントフォークのスプリングは折れます。何故、折れるのかというと、スプリングの材質が悪いからです。何故、ある年式だけのスプリングが材質が悪いのかというと、これは「経費節減」が理由です。

 電気製品でも衣服でバイクでも、製造コストを下げるのが命題ですね。定価が同じなら、製造コストが安い方が利益が出るからです。で、1,000円でフロントフォークのスプリングを作っていたとして、同じものを800円で作ってくれるところを探し出したとします。

 次の年から800円のスプリングを使ったところ、テストでは問題なかったのですが、実際にはコストを下げた分材質も悪くて、あちこちのユーザーのスプリングが折れました。こういうことです。でも、この逆バージョンの方が多くて、同じ性能でコストが安くなったの方が多いのですけどね。

 あなたのGASーGASの話しに戻します。折れた原因は

1. スプリングの材質が悪い。
2. スプリングの金属疲労が蓄積した。
3. スプリング側のオイルが少なくて、フルボトムした時にオイルロックせずに、思いっきりスプリングが一杯に縮んでしまった。

 のどれかです。

 パイオリ製ということですが、その折れたスプリングの長さと太さと同じものが、日本製であれパイオリ製であれ、必ずあるはずですからそれを探し出して交換することですね。

 ご質問の「黒山選手と比較するのは失礼ですが、ヘタリや使用年月で交換するものなのでしょうか?」ですが、黒山選手はスプリングはどの部分であれ、定期的に交換しています。それは

・クラッチスプリング×6本 ⇒ 月いち
・キャブレタースプリング ⇒ 毎年ごと
・フロントフォークスプリング ⇒ 半年ごと
・リアサスペンションスプリング ⇒ 半年ごと

 ですが、それとスプリングではないのですが、リアサスペンションの高圧窒素も2週間に1回のペースで追い注入していますよ。