【Q】リアサスのピロボール付近からぎしぎしする音がしだしました

こんにちは、03 REV3に乗っているものです。リアサスのピロボール付近からぎしぎしする音がしだしました。
スイングアームピロボールを固定するボルトをグリスアップしましたが変化ありません。
その結果、ピロボールを交換したらというのが友人のアドバイスです。

そこで、以下について教えていただけないでしょうか。
1 ピロボールを交換する理由

音がするという事は、動きが渋くなっている事は予想がつきます。けれども、一般民間人程度でその事を気にする必要があるのでしょうか。たとえば、このまま放置すると大きな問題となるのでしょうか。

2 ピロボールの交換方向

以前テクノの交換方法がQ&Aに記載されていましたが、同様の方法でよいのでしょうか。

<A>

 ずばり、それは多分電気系でして、それもイグナイターという世間で言うCDIの不良が原因の可能性が強いですね。イグナイター(20,559円)を交換してもその症状が治らない場合は、次はステーターコイル(発電機39,648円)を交換して様子をみます。プラグに火を飛ばしているイグニッションコイルは、経験上、壊れる事はまずありません。

 それと、あなたのバイクのプラグキャップは純正のままのが付いていますか?それとも他のものに交換していませんか?純正以外のプラグキャップに交換しますとプラグキャップ内の電気抵抗の数値が違って、イグナイターが壊れてしまう事がよく起こります。

 これらの電気系を調べてみて、それでも症状がなおらなければ迷わずエンジン全バラ組み立てしか手だてはありません。Betaの場合、何かエンジンに不満があるとエンジン全バラ組み立てで何故か必ず元通りになおります。

 お友達に'03年以降のRev-3に乗っているお方がおられ、心良く自分のを取り外してテストさせてくれる方がいればいいですが、でも、それは「顔で笑って心で泣いている」のの典型の見かけの善意でして、本当はしてはいけない事ですね。それに、いち民間人の皆様には、イグナイター買いました、なおりません、次にステーターコイル買いました、なおりません、なんて不景気な今の世の中出来るわけはありません。

<一度お店に持ち込んで見てもらうことは可能でしょうか?>

 これがベストです。当社はそういう時用の為に、正常なテスト用のイグナイターやステーターコイルやイグニッションコイルを年式別に常備しています。ここへバイクごと持ち込んで診察してもらうのがベストです。診察代金は以下の通り。

1. イグナイター交換工賃 → 2,500円
2. フライホイルはずし組みしてステーターコイル交換工賃 → 3,500円

 このどちらかのテストで不具合が分かりなおった場合は、当社に新品のイグナイターもステーターコイルも在庫がありますので「部品取り寄せ日にち待ち」はなく、帰りはルンルン気分で帰る事が出来ます。なお、電気系修理は二郎君の担当です。ですから、親父が出てきて難しい顔をし能書き講釈をたれながらの作業ではないですから、ご安心ください。

 蛇足ですが、たとえばイグナイターをテスト用に交換してなおったとします。すると、そのテスト用のイグナイターをはずして、また新品のイグナイターと交換しますよね。こうなると2回イグナイターを交換した事になり2,500円×2回の計5,000円になる理屈ですが、こういう場合は1回だけの工賃でよろしいです。

 さらにもう一つ、今までの話は電気系がおかしいと思い込んでのお話をしていますが、ここへ持ち込んでエンジンかけてうちらが乗ってみて「アッ、電気違うたい、何ちここが悪いバイね」になるやもしれません。お医者さんと同じで、電話や文章で先生に痛み症状を相談するよりも、まずは診療所か病院に行きまして直接先生に診てもらうが一番と同じですね。

 さらに蛇足です。町にはOO病院かOO医院かOOクリニックという看板を上げたお医者さんがたくさんありますが、正式には「病院と診療所」の2つしかありません。本当はOO診療所の看板をあげなくてはいけないのを「アカヒゲ診療所」のイメージで古くさいので、今風に医院やクリニックと名乗っています。

 病院と診療所の違いは、持ちベッド数の差です。たしか25床か30床が病院と診療所の分かれ目だと思った。で何が言いたいのかというと、バイク、特にレーサーはひとつ間違えば命に関わる事故につながるだけに、人間の体を診る専門の病院や診療所があるように、バイクも専門の病院や診療所が必要です。それも保険がきかないから、なおさら一発でなおしてしまう必要があります。

 Betaにお乗りの皆様で、ここへ日帰りで来られる皆様はいいとして、そうでない皆様は、この事をよお〜く見極めてバイクにお金を使いましょうね。