【Q】リヤブレーキが不安定?

こんにちは、'01 REV-3の中古車に乗ってます。
トライアルを含み、オフロード系のオートバイに乗るのはこのREV-3が初めてです。
Q&A、よろしくお願いします。
さてご挨拶もそこそこですが、早速本題に入らせていただきます。

当方のリヤブレーキなのですが、実は困った症状が出ております。それは、走行毎にリヤブレーキの「遊び」や「利きしろ(踏み込み量)」、当然「利き具合」も変わってしまうのです。
具体的には・・・
例えば今、走行前に「ブレーキの利き具合を調整するロッド」の長さを調整してベスト状態にし、練習をするとします。最初のうちは問題ありません。

しかし、しばらく乗っていると徐々にブレーキが引きずり始め、「おかしいな?」と思いつつも暫定策として前述のロッドを調整し再度ベスト(と思われる状態)にします。
そしてしばらく乗っていると今度は、カスカスで全くブレーキが利かない状態になってしますのです。
(ちなみに、カスカスになるときもあれば、ならない時もあり、ならない時でも後日の練習途中にカスカスになることもあります。)

文章だけでは説明し難い点もありますが、長年の経験から原因は推察できますでしょうか? もしわかりましたらアドバイスお願いいたします。

<以下素人疑問です↓>
ブレーキ関連でよく聴くトラブルでは「エア噛み」がありますが、このような症状が出ることがあるのでしょうか?

あるいは、私が「ベスト!」と思っているセッティングが、僅かに引きずるようなセッティングだったりするのでしょうか?
   →僅かに引きずっている →フルード沸騰? →フルード膨張? →ますます引きずる?(以下、悪循環)

また、転倒を良くする私のような初心者ライダーはマスターシリンダにはフルードを目一杯入れたほうが良いのでしょうか?

ひと月前までそのような症状は出たことはありませんでした。フルードは、先々月に自分で交換しました。これが悪かったのでしょうか?
今のところマスターシリンダ内の「見えるフルード部分」の色はきれいです。

長々と申し訳有りませんがよろしくお願いいたします。

<A>

 100%の確率で、後ろブレーキキャリパーの中の左右のピストンの動きが悪くなっています。

・後ろブレーキペダルを踏みます
・ブレーキキャリパーの中の左右のピストンが飛び出しブレーキパッドを押します
・これでブレーキが効きました
・後ろブレーキペダルを離します
・ブレーキパッドを押さえつけている左右のピストンが押された量だけ戻ります

 この「ブレーキパッドを押さえつけている左右のピストンが押された量だけ戻ります」が戻っていないのです。この症状は別に「何でそうなるの」の症状ではなくて、トライアルバイクの場合はどのメーカーのバイクでもなって不思議でない症状です。ならないこともあるし、なることもあるというレベルです。

 手練れのメカニックに後ろブレーキのすべて、マスターシリンダー/キャリパーを全バラ組み立てしてもらいブレーキフリュードを入れ、正しくエアー抜きをしてもらってください。必ず正しい性能に戻ります。

*フルードは、先々月に自分で交換しました。これが悪かったのでしょうか?

 それが原因ではありませんが、Rev-3の後ろブレーキのエアー抜きは何故か至難の業の部類に入ります。あなたがブレーキフリュードを交換して空気抜きをして、後ろブレーキを踏んで「カチッ」と感は出ましたでしょうか?最初よりも「グニュー」か踏みしろが下に落ちたら100%の確率で空気が抜けていません。経験上、いち民間人にはこの後ろブレーキのエアー抜きは難しいですね。

*今のところマスターシリンダ内の「見えるフルード部分」の色はきれいです。

 この部分のブレーキフリュードは10年たってもいつでもきれいです。この部分までブレーキフリュードが循環しているわけではありません。

*また、転倒を良くする私のような初心者ライダーはマスターシリンダにはフルードを目一杯入れたほうが良いのでしょうか?

 正解です。黒山選手も満杯で入れています。可能性は低いですが、転倒でマスターシリンダーの中に空気があると、それがオイル穴に入る可能性がないでもないのです。
 
*→僅かに引きずっている →フルード沸騰? →フルード膨張? →ますます引きずる?(以下、悪循環)

 ことトライアルに関してはブレーキフリュードが沸騰することは絶対にありません。ましてや一生慣らし運転の乗り方で、たとえ後ろブレーキを踏みっぱなしでもです。

*ブレーキ関連でよく聴くトラブルでは「エア噛み」がありますが、このような症状が出ることがあるのでしょうか?

 自然発生することはよくあります。だから、ブレーキフリュードは時々交換した方がいいし、もう一つ交換する必要がある理由があります。それは、ブレーキフリュードはブレーキオイルと言わずにフリュードと言うように「オイル」ではありません。フリュード→液体です。

 一度、ブレーキフリュードを水の中にポタポタ落としてみてください。瞬間で真っ白に化学変化します。つまり、すごい吸湿性があるのがブレーキフリュードでして、マスターシリンダーやキャリパーの隙間から、水分と接触したブレーキフリュードは、もう性能のいいブレーキフリュードでは無くなるのです。DOT4がDOT1になっています。

 手練れのメカニックは、雨の日はよほどの緊急の場合でない限りブレーキフリュードの交換は絶対にしません。これは私達もそうです。

 こと4輪を含めて2輪自転車もそうだけど、何で安心して走れるかというと、それは必ず止まれるという保証があるからです。前後のブレーキのメンテナンス、なめたらいけませんぜよ。