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BETA Evo2T チューニング&修理ノウハウ大公開!
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サイレンサーの巻
うちのチームにBeta.Evo2Tが4台ありまして、ほぼ毎日誰かが練習しています。モータースポーツは「転ける→バイクを壊す」スポーツだから、必ずどこかが壊れます。「壊れる→新品交換」はお金持ちライダー組「壊れる→修理して安くあげる」は、多くの民間人の常套手段。という事で本日は、サイレンサーの巻です。

Beta.Evo2Tのサイレンサーはこんな感じでフレームに取付けられています。傷がつかないようにミタニ神戸で売っておりますJetSie製カーボンカバー7,800円を外付けで付けています。

サイレンサーがグラグラしますんで取り外してみました。すると、上側のフレームに取付ける部分がこのようにちぎれていました。

アップ写真がこれ。

まだちぎれていない純正のがこれでして、明らかにいつ下に引っぱられてちぎれてもおかしくない強度のなさです。

ここ製の自作の新しい強度のあるステーに交換取り付けをしますが、新しいのと並べてみると、このくらいの強度の違い大きさの違いがあります。この自作ステーのアルミ材質は「A5083」と申しまして、日本工業規格の能書きは以下の通り。
●A5083(ジュラルミン)
硬さは汎用のアルミ合金(A6063,A5052)を一段上まわり、軽負荷であればタップ 加工後のヘリサート不要。とくに溶接性にすぐれ、耐食性、強度とも良く、軟らかす ぎないので切削加工したさいの寸法精度も良い。成形性はA5052に劣る。
「鎖骨はすぐに折れる」から、内臓を囲っている肋骨にまでダメージが及ばないのと同じで、このステーを強度がある「A7N01」で作ると、高価なフレームが引き曲げるおそれがあるから、このA5083材を使っているのです。
ちぎれたステーを完全に取り除きます。

新規に取付けたのがこれですが、溶接の美しさを求めるのは「トライアルワークス小坂さん」にして、うちには「強度が出ていて、深く溶け込み付いていればいい」でお許し下さい。つまり「溶接がヘタ」という事です。

これが、完成したサイレンサーのステー部分です。
4台あって2台がなりましたので、皆さんのBeta.Evo2Tもいずれは「サイレンサーがグラグラ」してきてこうなります。そうなると「すかさず取りはずして」ここへ送って下さい。一泊でお帰り「5,800円」でお引き受けいたします。重ねて申し上げます「溶接の美しさ」は求めないで下さい、ませませ。
team黒山レーシングYAMAHA/代表.黒山一郎