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<ハンドルから手を離すとOFFになる、磁石式キルスイッチに交換しよう> 2stの場合、失敗してバイクを放り投げて転倒し、アクセルがひっかりエンジンが全開になった場合、いくらキルスイッチを押さえても全開のエンジンが止まらずにシリンダーを焼き付かせてしまう事がままあります。黒山選手は世界選手権で2回、全日本選手権で2回の計4回この経験があり、ですね。 この原因は2stエンジンの限界を超えた「高回転高熱」で、点火プラグが真っ赤に焼けてプラグに火が飛ばなくても勝手に火が飛ぶ「焼き玉エンジン」になってしまっているからなのです。
こうならないようにジェットスキーを操縦する場合は、キルスイッチにつながっているヒモを体に結びつけるようになっているの。 従来のトライアルバイクのキルスイッチは、押さえるかパチンと入れるだけの方式でした。これで全開エンジンは100%は止まってくれはしないのは、ご存知の通り。でもでも、やっと出てまいりましたこのジェットスキーと同じ方式の「100%エンジンが必ず止まってくれるバイク用キルスイッチが」です。 磁石でくっ付いたり離れたり(ONとOFF)するキルスイッチをハンドルの左側端に取り付け、その片方の磁石につながっている強いゴム紐を左手首に巻いておきます。この手首は、うちの女子部の誰でしょうか?
竿立ちになりバイクを放り投げる、つまりハンドルから左手を離した瞬間にキルスイッチの磁石が離れ、エンジンが止まります。放り投げたバイクが地面に横倒しになる前、つまり空中で、すでにエンジンがストップしているのです。転がったバイクはすでに、単なるアルミくず鉄くずで危険も何もありません。 このキルスイッチが作られた背景には、イタリアのインドアでの事故が原因です。高いステアケースの飛びつきに失敗し、サポートもバイクをつかむことが出来ず、フロアに落ちたバイクのアクセルがひっかりエンジン全開で観客席にバイクが突っ込んで、何人もの怪我人が出たのです。 現在、イタリアの公認大会出場バイクには、この方式のキルスイッチを取付ける事を義務づけているそうです。そして、イタリア製トライアルバイクのBeta.Evo2Tは「'12年タイプ」からは純正部品として最初から取付けられて出てきますね。 「エンジンを切る」という、たった3,500円の部品で、以下の通り良い事づくめなのです。
ですが2stではガソリンの中にオイルを入れますので、たとえば80:1の場合はガソリンの使えるパワーが98.75になり、同じガソリンを入れても、4stはパワー100に対して2stはパワー98.75と単純計算上はなり、オイルの混ざったガソリンを使う2stの方が不利なのです。 経験上、2stエンジンは良いオイルだと「110:1」くらいが実用上、いい感じでエンジンも回り吹き上がり、排気系のカーボンのたまりも良好です。ですが、バイクが吹っ飛びエンジン全開になった場合の「保険」として「80:1」にしているだけの話。 現在、うちの女子部のBeta.Evo2T.250は全員が「110:1」の混合比で乗っていまして、このキルスイッチをつける以前の「80:1」の時と比べると、エンジンのパワーと回転の軽さや吹き上がりのスムーズさの違いが体感出来ます。 このキルスイッチの欠点は「違和感がありそうで格好が悪い」だけです。 でもこれは「シートベルトをしなさい」の法律が出来た頃の初期に「シートベルトは違和感があり格好悪い」と思いましたが、切符を切られるうんぬんよりも、今はシートベルトなしでは不安で運転が出来ないのと同じです。 手首のゴム製のひもですが、付けた瞬間からまったく気になりません。ようは「見た目がシロウトっぽい」だけなのです。それを言うなら「フロントフォークの左右のガードにエンビのパイプを切って使っている」の方が、よほどダサイですよね。 はい、最後に申し上げます。 3,500円の部品は、うちにいくらで入ってくると思います?輸入もんだから×業販(90%)で3,150円ですよ。ひとつ売って「350円の儲け」です。でもこれからのトライアル界の事を考えると、以上のように、高額な部品代、タイヤに巻き込まれて怪我をする、指が飛ぶがなくなり、皆さんが楽しくトライアルを続けられることを考えますと、ぜひともおすすめしたいキルスイッチですね。 同じものを「ミタニモータースポーツ神戸」でも取り扱っておりますので、別にわざわざこれだけうちから買わなくても、ミタニモータースポーツ神戸から何かをお買いのついでに、これを注文するという作戦もあります。
マグネット式キースイッチ(キルスイッチ) 蛇足ながら、バイク横倒しエンジン自動停止装置のついているHONDA/RTL4stにも、おつけになったほうがよろしいですよ。 送料200円+キルスイッチ3,500円=3,700円で、よろしくお願いいたします。 株式会社黒山レーシング/第2レーサー整備室/室長.黒山二郎より
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