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<'06.'07.'08年Gas-Gasと'08年スコルパSY250Fの40φマルゾッキフロントフォークいじり組み開始しました>
<と同時に、治具製作し作業簡単化やオイルシールの大量仕入れにより、作業工賃も大幅に値下げいたしました>
Gas-Gasは'06年から、スコルパ4stSY250Fは'08年から、インナーチューブがアルミの40φマルゾッキ製フロントフォークが採用され始めています。
黒山レーシングは、スコルパとBetaとシェルコに付いている38φパイオリ製フロントフォークについては、オーバーホールやチューニングに絶対の自信をもって対応してまいりました。でも、Gas-Gasの40φフロントフォークは「触らぬ神に祟りなし」で、はっきりと「無理です」と断り続けでしたが、'08年から黒山選手もGas-Gasに付いているのとまったく同じ、このマルゾッキ40φフロントフォークを使い始めますので猛勉強現在進行中なの。
で、さっそく第一弾チューニングは以下の3点を実施。
1.上下動きのストレスなしスムーズ化
→スコルパのマルコ・コロメに言わせると、これが自然とスムーズな動きに
なるのに3ヶ月かかると言います。それも、ほぼ毎日乗ってです。
→日本製カヤバとかショウワに比べて、その動きが「使える動き」になるの
はパイオリもマルゾッキも1年後が普通です。でも、せっかちな国民性の
日本人、一生慣らし運転ライダーは待てませんよね。
2.左右オイルをモチュール#2.5に交換
→経験上、品質を含めてモチュールフロントフォークオイルが一番良いですね。
→BetaMotor契約時代は日本で買って、ヨーロッパへ必要分持っていって
いました。
→Betaのバイクには、BetaMotor契約のイタリアンペトロールやタムロンの
オイルメーカーステッカーを貼っていましたが、中身はモチュールでした。
→ヤマハ発動機(株)はモチュール社と契約関係にありますから、始めから
オイルはモチュールです。家計が助かります。
3.沈みセッティングはそのまま、伸びセッティングのみ少し早く
→左右ともに沈みも伸びも同時にダンパー効果がある機構ですが、右側の
方が伸びに80%沈みに20%で、左側の方が伸びに20%沈みに80%という
割合です。
→ですから、上についているアジャスターも締め込むと、右側は伸びが渋く
なり、左側は沈みが渋くなります。なお、左右ともに一杯に締め込んだ
状態から4回転戻しまでが有効で、それ以上戻しても意味はありません。
結果、けっこう動きの渋いマルゾッキが見違える動きに変身し、体重の軽い日本人向けセッティング変更で、すごく乗りやすくなりました。
この40φマルゾッキ、見かけ中身は左右ともに同じみたいですが、同じなのは左右のスプリングだけで、内部のカートリッジやその中身もまったく別物です。特に左側カートリッジばらし組みは、ノウハウがないと組み立て後、正しい性能を発揮してくれませんね。
*40φマルゾッキ右側全バラ写真
*40φマルゾッキ左側全バラ写真
<参考、値下げした作業工賃表>
1) オイルのみ交換 (正立・到立とも)
*36φ38φ39φ40φ →スプリング側 5,500円⇒4,000円
→ダンパー側 6,500円⇒6,000円
*マルゾッキ40φ左側のみ→7,500円⇒7,000円
→左右同じ構造の機種(片側) 6,000円 ⇒5,000円
2) オイルシールとオイルの両方交換 (正立・到立とも)
*36φ38φ39φ40φ
→スプリング側 8,500円⇒6,500円
→ダンパー側 9,500円⇒8,500円
*マルゾッキ40φ左側のみ→10,500円⇒10,000円
→左右同じ構造のフォーク(片側) 9,000円 ⇒7,500円
→38φ厚さ12.5ミリの旧タイプオイルシールの場合、高さ調整カラーが
必要 (片側)⇒+1,000円
→38φ日本NOK製ダストシールと交換(片側) ⇒+880円
→40φ純正マルゾッキダストシールと交換(片側)⇒ +1,380円
3) 黒山チューニング (左右で正立・到立とも) 対応/
38φスコルパ.beta.シェルコ 40φGas-Gas
→24,000円⇒22,000円 *マルゾッキ40φ→24,000円
*HONDAはノウハウがないので触らぬ神に祟りなし
→ついでに38φNOK製オイルシール交換(片側)⇒+2,500円
→ついでに40φマルゾッキ製オイルシール交換(片側)⇒+3,000円
→ついでに38φ日本NOK製ダストシールと交換(片側)⇒+880円
→ついでに40φマルゾッキ製ダストシールと交換(片側)⇒+1,380円
*詳しい詳細は黒山レーシングカタログのフロントフォークの欄を見るべし。
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