| 【はじめに】当社で「290ccボアアップkit」と「TKキャブレター交換」と「冷却システム変更」の3点の内容を開始いたしましたが、3点について説明いたします。
1. 始めに250cc→290ccの「ボアアップkit販売」ありきです。 Team 黒山レーシング YAMAHA 代表/黒山一郎より |
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<SY250Fを290ccへボアアップのお知らせ> ホンダ/RTL250Fの排気量アップ合戦では、スコルパは負けているというよりも、まったくナイというのがSY250Fの実情でした。で今回、黒山レーシングから実績のある250cc→290ccへのボアアップを「5台限定」当社で作業いたします。5台に限り、すべて在庫がありますので「入荷待ち」はありません。
→99,750円(部品価格) イタリアATHENA社は、BetaMotorのスクーターの、スクーターモトクロス用ボアアップkitを作ってBetaに納めている専門メーカーです。この290cckitは当社で実戦テスト済み、耐久性と性能は保証します。BetaMotorに強い黒山レーシングならではの仕入れが可能になりました。 *解説 1. 例えばBetaRev-3.2stの250→270ccボアアップKitを交換する場合は、シリンダーヘッドを付けたままシリンダーをスポンと抜いてピストン交換、組み付けはまったく逆をするだけでOKなうえ、誰がやっても2st/270ccの性能はほぼ出ます。 3. ところが4stは、カムシャフトの締め付けトルクやカムとバルブの隙間調整が一番熟練を必要とし、シリンダーヘッドの組み付けトルクが二番に大切、というようにシリンダーヘッド全体の組み方技能によって性能にかなり差が出ます。ということで、290ccボアアップKitは当社においでになり、黒山選手の専属メカニックの二郎君が行う場合に限らさせていただきます。 4. もうひとつ、当社に限る交換作業の理由がありまして、それはキャブレターを交換し、そのセッティング合わせが必要だからです。290ccにした場合、純正デロルトキャブレター250用そのままではセッティングがまったく合いません。デロルトの純正セッティングパーツがあればいいのですが、これがないし、たとえあったとしても、圧倒的に日本製キャブレターの方が精度が良くて性能が出ます。 5. SY250Fのエンジンは、YAMAHA製5チタンバルブWRやYZとまったく同じエンジンです。でも、WRはエンデューロ用、YZはモトクロス用という風に使用目的が違います。 ・カムとバルブの隙間調整 が全然違うのです。組むのは、エンデューロやモトクロス担当の超うまメカニックが組むと、二郎君より上手いと思います。でも、トライアルしかしらない二郎君の方がキャブレターのトライアル用セッティング合わせは絶対に上手です。だから、キャブレターセッティング合わせが必要なのもあり、当社持ち込みに限る交換作業にさせていただきました。 6. さらにもう一つ、パワーをどのレベルにするかは、ライダーの腕前を見てシリンダーベースガスケットを1枚か2枚か3枚かを決める必要があります。国内B級やシロウトさんは、ガスケット3枚だし、国際A級以上はガスケット1枚がベストで、そのへんの見極めもおいでいただかないと無理です。 7. ということで、車両持ち込みになり、別途、組み替え工賃18,000円+エンジン下ろし積みセッティング合わせ実働まで14,000円の合計32,000円が「+必ず必要」です。
<TKキャブレター> →キャブレター 23,415円+セッティングパーツ2,772円の合計26,187円 *解説 1. SY250Fには純正デロルトよりも、日本製TKキャブレターの方がはるかに安定した良い性能が出ますし、セッティングパーツも豊富で、他細かいパーツも入手可能です。
→アジャスター付きアクセルワイヤー→2,300円 日本製TKキャブレターに交換した場合、純正のアクセルワイヤーは使えません。手元で遊びを調整出来るアジャスター付きステンレスアクセルワイヤーへの交換が「+必ず必要」です。
<NGKプラグ> →753円 *解説 250ccのデロルトキャブレター設定は薄めです。ですから純正プラグはNGK製CR8Eの8番です。でも290ccのセッティングは、低速性能を安定させるために少し濃いめです。ですからプラグ熱価を下げてCR6Eの6番が、一番良い性能が出ます。このプラグを純正からプラグの熱価変更も「+必ず必要」です。
<冷却方式の変更> →11,000円(日本製サーモスタット使用)+レーシング用凍結防止効果なしクーラント代700円 *日本製サーモスタット+サーモ取り付けアダプター+シリンダー側取り付けコネクター+純正サーモ穴めくら栓+ギボシ配線 290ccにパワーアップすると、当然、発熱量もアップします。ですから、より冷却するために冷却効果の高い冷却循環方式に変更も「+必ず必要」です。 *解説 1. SY250Fの純正サーモスタットのON温度設定は80度〜90度です。高温の熱を発する4ストにはこの温度設定は高すぎるうえに、OFF温度も高いためによく壊れます。で、ON温度70度→OFF温度65度の日本製サーモスタットに変更するのがベストですし、設定温度が低いサーモスタットは、経験上、まず壊れません。日本製はなおさら壊れません。 2. 純正はサーモスタット取り付け位置が、ラジェターの下部です。この部分は水温度が一番低くてサーモスタット取り付け位置としては不向きです。一番水温度の高い部分に取り付けるのがベストで、シリンダーヘッドから出てきた直後の高温水のラジェターホース部分にアダプターを介して取り付けます。 3. スタンダードのラジェターホースは、ラジェターの後ろ真ん中位置に通してあり、冷却するフアンの風の通過を邪魔しています。これを、ラジェターに重ならない左外側位置に変更します。このラジェターホース位置変更により、冷却効果がより良好になります。 <関西から遠隔地の290ccボアアップ希望者のために> 1. まずは、電話かE-mailで予約日をお取り下さい。 2. 関西近場の方は、SY250Fを当社に予約日の午前7時までに持ちこんでいただければ、当日中には完成してお持ち帰り可能です。 3. これが無理な遠隔地の方は、予約日の前日、午後10時までに当社においで下さい、黒山トライアルアカデミー合宿所に無料宿泊(食事フロなし)していただき、翌日、午前7時から作業に取りかかり、当日中には完成してお持ち帰り可能です。完成後、以後のセッティングやメンテナンス指導いたします。 4. 交換作業はきれいなレーサー整備室で、すべて黒山選手のメカニック二郎君が行います。 5. 他、前後サスペンションのチューニングや他の部分の修理等あれば、同時進行で当日中に完成します。これは、加工工作室で黒山一郎が担当します。
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