< チビちゃん達のチャリトライアルのその後 >

去年のモテギ世界選手権のパドックで、モンティのアルミフレームのチビちゃん用ペダルなし自転車を見かけて「うちの孫にも買ってやろうかな〜♪」とジジ馬鹿をみせ、値段を聞いてみたら4万円以上もするっていうから腰が抜けたの。

で、家に帰ってきて大型ゴミの日に廃品回収業者よろしく捨ててある子供用自転車で、改造して使えそうなやつを2台拾ってきました。



このペダルなし自転車は、19世紀にドイツで発明された初期の自転車の原型「ドライジーネ」タイプと言いまして、写真のように座って両足でこいで前へ進みますね。でも、トライアル用は立ってライディングしますんで、シート高は低く作りました。



で、改造したのが以前紹介したこの2台で、

大きいのが兄貴/黒山陸一(りくと)/身長92センチ/平成20年1月10日生まれ3歳になったばっかり/ホイルベース62センチ/ホイル14インチで、

小さい方が弟/黒山 陣(じん)/身長83センチ/平成21年6月17日生まれ1歳と7ヶ月/ホイルベース50センチ/ホイル13インチの、それぞれの戦闘マシンです。


「よおぉし、今日もやるかぁ〜♪」「おう、お兄ちゃん〜!!」で、兄弟二人で雄叫びを上げ練習開始です。



まずは基本の丸太越えで肩ならし。



なんなく、きれいに越えました。



「お兄ちゃんには負けないよ〜」で、弟の1歳半も華麗にトライ。いい感じで上半身が前に来ています。

いつも丸太越えでは腰のひける、智恵子と真弓と和江とメーテルは見習えよ!!「陣師範、ご指南お願いいたします」なのだ。



兄貴は「片足付き1点」出抜けますが、弟は「両足付き2点」です。



次はロックに挑戦で、バタバタの3点で登りますが、この二人のチャリトラの世界は「バタバタの3点」しかないトライアルなのである。



登り切りまして、次に左にターンして下りるラインです。顔には少しビビリが入っています。



「僕もやるぅ〜」ですが、弟にはまだ無理でした。



シートに座って、写真のように「足でブレーキをかけながら」スピードで「坂を下る」のも出来るようになりました。いいスピード感です。



同じく「僕もやるぅ〜」で挑戦します。



だいたい、こうなります。



前ブレーキがないから、前タイヤを何かに当てないとジャックナイフは出来ません。



またまた同じく「僕もやるぅ〜」で挑戦しますが、後ろタイヤを浮かせるまでにはいきません。けっこう、危ない所でやっています。

沖縄出身の由美子は「内地もんには絶対に負けん」が基本です。同じように、弟の陣君も「お兄ちゃんには絶対に負けん」が基本で、何でもお兄ちゃんのマネをしようとしますが、なかなかまだ無理ですね。



壁を使って、オッサの魔法使いミックアンドリュースばりのフローティングターンも出来るようになりました。そういえば、その昔のイギリスのトライアルはこんな帽子をかぶってやっていましたね。

その昔は、ルジャーンにだまされて「トライアルするなら、まずは自転車から」で「我も我も自転車」でしたが、今は自転車とトライアルは別の世界が分かっています。

大人クラスの自転車の世界チャンピオンになって、トライアルに転向してきた国際A級スーパークラスの西元選手や尾西選手を見ても分かる通り「遅すぎる」の結論。

自転車やってトライアルに転向するのは「中学生になったらトライアル」が王道。この二人のおチビちゃん達はいかなる道を歩みます事やら、お楽しみに〜。

いやはや、黒山選手や小川選手や藤波選手のブラック団で終ったかと思いきや、レディスピンク団を始めて、次の次はまた孫をいじくろうとしているお父さん。とにもかくにも、機械をいじくるよりも「愛情をもって人間をいじくる」方が圧倒的に面白いのである。だって、機械に愛はないですもん。

イチロ監督より